ケガや病気でもボランティアはできるのか

人を助けたい、誰かの役に立ちたいと思っている方の中には自分自身が病気やケガに苦しんでいるような方もいます。自分自身が病気やケガで大変で、本来なら支援を受ける側の立場であるにも関わらず人々のために働きたい、活動したいという立派な考えを持つ方は少なくありません。では、実際に病気やケガなどを患っている方がボランティア活動に参加することができるのか、ということですが、これはボランティアを企画している団体や案件によっても変わってきます。

どのような病気なのか、どの程度のケガなのかにもよると思いますが、日常生活を普通に送ることができる程度の病気やケガなら参加できるかもしれません。ボランティア活動の中にはほとんど体力を使わないようなものもありますし、そのような支援活動なら大丈夫かもしれません。ただ、これは主催団体によって対応が変わってくると思いますから、事前にきちんと確認しておく必要があります。ほとんどのボランティアの募集要項では年齢や性別不問、誰でも参加できますといった内容になっていますから、詳しいことは直接問い合わせてみることです。

身体を動かすのもしんどい、といった症状の病気やケガだと支援活動は難しいでしょう。そんな状態であっても誰かの役に立ちたいという気持ちは非常に素晴らしいですし、人間の鑑と言っても過言ではありませんが、正直そのような状態ではまともな支援活動は難しいのではないでしょうか。万が一、作業中に自分が倒れてしまったら何のためにそこにいるのか分かりませんし、ほかの支援スタッフに迷惑をかけてしまうでしょう。病気やケガの状態にもよりますが、一度企画している団体などにきちんと確認してみることです。

水田昌宏のボランティア活動通信

都内の大学に通う水田昌宏です。最近はボランティア活動に積極的に参加させていただいています。 実施に経験する中で感じる事も多く、自分に対しての忘備録としてもボランティアに関する情報を発信しています。 興味がある方は是非ご覧ください。