就活に有利なのか

ボランティア活動をしていると就職に有利になる、という話を聞いたことがある方は多いと思います。実際、就活に役立てようという気持ちで支援活動に参加している学生は多いですし、私の周りの大学生にも就活を見据えてボランティア活動を行っている人が随分います。

どんな形であれ支援活動を行えばそれが誰かのためになりますし、社会貢献にもなるでしょうから良いのですが、私個人の考えとしてはそれは何らかの見返りを求める行為だと思いますし、本来の精神とはかけ離れているように感じます。


実際、ボランティア活動の経験は就活でアピールできますし、企業の面接担当者にもアピールできます。

海外での支援活動を経験していると言えば行動力や国際感覚が優れているという評価をもらえるかもしれませんし、その経験を仕事で活かしてくれると思ってもらえるかもしれません。もちろん、すべての企業が支援活動の経験がある人を優遇するとは思いませんし、大切なのはその経験をどのように活かせるかですから、支援活動をしたことがあるという程度では絶対に就活が有利になるとは断言できません。


それでも、企業面接において支援活動への参加をアピールできるのは事実ですし、そこから話を膨らませることも十分可能でしょう。少しでも就活を有利にしたいというのならさまざまな支援活動へ参加するのはおススメなのかもしれません。

ただ、先ほども言ったように私個人の考えとしてはあまりいいこととは思えませんし、最初から見返りを求めているようで打算的だと思います。支援活動の基本は無償の精神ですから、就活を有利にするためという見返りを求めている時点でアウトだと個人的には思っています。ただ、このような動機で始める方が多いのも事実なんですよね。


水田昌宏のボランティア活動通信

都内の大学に通う水田昌宏です。最近はボランティア活動に積極的に参加させていただいています。 実施に経験する中で感じる事も多く、自分に対しての忘備録としてもボランティアに関する情報を発信しています。 興味がある方は是非ご覧ください。